加速不良で修理代70万?MB/E320CDI
2020年08月06日





13年間で、仕事やプライベートで、全国17万キロを走破した愛車、メルセデスベンツE320CDIステーションワゴン。
エンジンやサスなどに目立ったトラブルもなく、ディーゼルエンジン特有の準消耗品レベルのパーツの取り替えだけをディーラーメカニックに依存してここまで乗り続けてきました。
半年ほど前だったか、走行中にエンジントラブルアラーム灯が点灯するも、しばらくすると消灯。その後何事もありませんでしたが、1か月ほど前から再度アラーム点灯。ディーラーで調べてもらうとCDI車の心臓部のターボチャージャー由来のトラブルのようです。
修理、というよりパーツのズボ替えの見積は、何と70万超。中高年公務員の冬のボーナス並み・・・・新型コロナ禍で収入がピンチなのにカンベンしてよ〜
そこで、調べてたどり着いたのが松原オートさんでした。
電話で応対してくださった松原社長さんの、低音のカッコイイ声と人なつっこい中にも、確たる自信のあるお話しぶりに「よし、この老体愛車のめんどうを見てもらおう」と、メールでトラブルの詳細をレポートしました。
しばらくすると、同社のチーフメカニックの挟間さんから返信あり。
こちらも適格というか、ディーラーによるパーツズボ替えの「チェンジニアリング」的な修理方針ではなく、悪いところ、原因を見つけ出してそこを攻めるという元来の整備屋さんらしいお応え。まさに「エンジニアリング」を感じさせてくださるではありませんか!
やがて修理アップ!
気温37度という梅雨明けの暑いある日、愛車を迎えに行きました。応対してくださった挟間さんは、ボンネットを開けて、エンジン上部後方にあるターボチャージャーの指し示しながら整備&修理の経緯を説明してくださるとともに、その過程で気づいたエンジン廻りの、今後、生ずるかもしれない老体故のトラブルを数点指摘、どのような症状・現象が起こるのかも聞くことができ、予防運転ができそうです。
こういうユーザー目線でのメカニックさんとの対話は、数十年前に初めて購入した中古軽自動車を自分で整備するために町の整備工場に教えを乞いに持ち込んだときに応対してくれた整備士さん以来の出来事でした。
あ、受けとったE320君は、ホイールのブレーキダストまでクリーンニングされてピッカピッカ。帰路は、ご老体君も若返った走りでキビキビとしていて、エアコンの効きも普段よりパワフル?、ドライブフィーリング抜群の気持ちのよい運転ができました。
松原さん、挟間さん、そして老体君の面倒をみてくださったであろうスタッフのみなさん、あ、それから軽やかに気持ちよく電話ご対応くださった女性スタッフさんも!お世話になりました。
また、よろしく!