アウディA6ハイブリッド 冷却水漏れ
2020年09月16日
ご新規U様、当店を選んで頂き有難うございます。
全体写真の撮影を忘れネットから拝借。申し訳ございません。<(_ _)>
ボディカラーは、とても綺麗な純白のアイビスホワイトでした。
冷却水不足のインジケーター点灯でお気づきになられてから、水道水を足しながらの走行
漏れ箇所はウォーターポンプ。この様な流れで作業をして行きました。
エンジンカバー取外し
インテークマニホールド取外し
見えてきました。ウォーターポンプ本体。
ウォーターポンプを外すとこの様な状態、お気づきでしょうか?本来の冷却水は錆水ではありません。パープル色の冷却水です。
(勿論、冷却水メーカーも色だけでなく車種に応じて色々な特性を持たせています。)
取外したウォーターポンプ本体。写真では届けられませんがシャフト(軸)が経年劣化でガタガタ。その部分からの冷却水漏れです。そして・・・・・・。
水道水を足しながらの走行で鉄錆がこんなにも発生しています。(冷却水ホース)
漏れた錆水が流れエンジン真下もこの様な状態でした。
本来は冷却水通路をすべて洗浄し錆を除去するのが望ましい事ではありますが、そうなるとかなり高額(大手術)になります。今後懸念されることは錆による水路の詰まりです。
(オーバーヒート、冬場ヒーターガ効かない、ハイブリッドなのでinverterにも冷却水が廻っている等々)
このブログを見られている皆様、冷却水(LLC)漏れなどで応急的に水道水を足されるのは賢明な処置ですが、早急に修理をしましょうね。
作業の締めくくりはやはり、テスターを使っての冷却系統のエアー抜き。診断のみならず作業上でもテスターは不可欠です。