E36/Z3 走行不能、危うく高額修理に。
2021年01月13日
以前、ホームページよりご来店のM様車両がレッカーで搬入されました。
結論はクラッチレリーズベアリングの損傷により、クラッチを切る事が出来ずギヤが入らない事によるものでしたが、クラッチの滑りも以前から発生してたであろう状態でした。
クラッチディスクは消耗品ですが、問題はレリーズベアリングが写真で判るように完全に破壊されています。
今回は何とかミッションハウジングを再利用して修理を終えましたが、ダメージがもう少し酷ければ、ハウジングの交換が必要となり、更に費用がかさむところでした。
皆さん、異常を感じた際は早めの処置をお願い致します。
バラバラの
レリーズベアリング
ダメージを受けたミッションハウジングのスリーブ部
思ったより軽傷であったクラッチカバー
ディスクの摩耗は結構進んでます。
フライホイール側も相当の焼きが入っています。
やはり、早期発見・早期治療は全てに通じますね。