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【エンジン編】フィアット500C作業②

フィアット500Cツインエア続編です。ツインエアエンジンのタイミングチェーン搭載車の難病で、チェーンが入っているフロントケースとエンジンブロックの合わせ面からの冷却水漏れです。フロントケースを外す為には、マニホールド類、タペットカバー、オイルパン等を外す手術となります。余談にはなりますが、このエンジンは2気筒900ccのコンパクト設計でありながら燃費向上や性能向上の為インテークバルブを自在に開閉させる様にインテークカムシャフトが有りません!電子制御+油圧制御で吸気を制御させています。他にも特殊な構造をしているので、分解には特殊工具が必要です。と、言ってる間にタイミングチェーンが見えてきました。チェーンの右横、このケースとの合わせ面のパッキンから経年劣化により冷却水が漏れます。当たり面をしっかり修正した後にパッキンを塗り直します。

ウォーターポンプ部分からも滲み出していたので同時交換するのが安心ですね。

お客様の使用状況やご予算、その車のウィークポイント等を考慮し整備は提案させて頂いております。

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