W460ゲレンデ・バッテリーが上がる⁉
2020年10月07日
今回は何故かバッテリーが上がってしまい、エンジンが始動できない⁉という事でお預りとなりました。
何時もご贔屓下さり有難うございます。
原因究明はそう難しくないだろうと、充電系統、リーク電流を見るも至って正常。・・??
結局のところ決め手の原因まで到達はできませんでしたが、キーが回せない事象とキーシリンダーのガタが気になり、お客様にご相談の上、キーシリンダーの点検とエンジンキースイッチを交換する事になりました。
電気的(信号も含め)な原因の場合、正常な状態であれば原因を特定するのは困難です。
最近の車ですと、コンピューターに残っている過去の異常信号により判断できる場合もありますが全てではありません。
お客様にご承諾を頂いたので、早速エンジンキースイッチ(SW)の交換作業です。
後わずかでキーシリンダーが抜けそうなのですが、抜き出すと空調ダクトに当たり抜けません。
ステアリングシャフトの固定を外し、何と抜き出すことに成功。
抜き出したキーシリンダーASSY、背景色が悪いのでスマホアプリで加工。でもこの程度。
ちょっと満足いきませんがお許し下さい。
キーシリンダ先端のイグニッションキーSWを交換。
何時ものごとく、部品を分解。
長年の働きの結果、偏芯構造により接点をON・OFFしている構造にかなりの摩耗が見られます。
接点等に焼けなどはありません。
摩耗の原因により、接点がONとなる言わば「キーON」の状態となり、バッテリー上がりを引き起こしていたのでは?(推測の領域)
納車後数日が経っていますが、バッテリー上がりの症状は出ておりません。
どうかこのまま、再発が無いように
このお車、その他の部分で再度お預りする予定です。
ブログ投稿を終えて、今回はピンボケ写真が多いな~笑