【足廻り/その他編】フィアット500C作業③
2020年06月13日
フィアット500C最後は足廻り、ブレーキその他の整備です。フロントのディスクローターですが、錆の発生が酷くパットの当たり面まで影響が出て危険な状態です。通常ここまで錆が進行する事は少なく恐らく融雪剤や、その他塩分等の影響が有るのではないでしょうか。
私も雪道や海岸線を走った頃は良く下廻りの洗浄をしていました。今回はディクセルの低ダストタイプを使用してパットとローターのセット交換です。
フロントのショックアブソーバーのアッパーマウントです。こちらもフィアットの定番修理で段差でコトコト異音を発生します。感覚的には2年(車検毎)に1回チェックをお勧めします。
こちらはお伺い事項の運転席ドアのアウターハンドル交換です。ドアハンドルが折れてしまい外から運転席が開けられないと言う事で交換依頼頂きました。お客様(A様)とは最初電話とメールでの打ち合わせのみで遠方よりレッカー搬送にて当社に御入庫いただきました。初めての整備工場に愛車を預けられるのは不安もあったのではと思い返します。
出来る限り状況報告の連絡や画像などを送らせていただき修理工程を御理解いただきました。
引き取りに来ていただき御挨拶と改めて作業報告をさせていただき納車となりました。
後日、調子伺いの連絡をさせていただいたところ…
【お客様(A様)からのメール】
修理していただいてから走りがとても良くなりました。本来のfiat500はこんなかんじだったんだなと思って乗らせて頂いてます。ミッションの不具合での修理でしたが他にも色々と整備して頂きとても満足しております。今後もお世話になれれば幸いです。本当にありがとうございました。
毎度このお言葉をいただく度に感極まってしまいます。この為に整備士(仕事)をしているんだって思います。
これからもさらに高みを目指し努力し続けますので、どうぞ宜しくお願い致します。
御入庫有難うございました。