フィアットの歴史について

愛らしいルックスとエンジン音が魅力的なフィアットは、イタリアを代表するカーブランドです。こちらでは、世界中で愛されてきた毎日の笑顔に寄り添うコンパクトカー、フィアットの歴史についてお伝えいたします。

フィアット社の誕生

オレンジのフィアット「500」

19世紀も後少しで終わろうという1899年7月11日、北イタリアの工場都市、トリノ市内のエマヌエーレ・カケラーノ・ディ・ブリケラージョ伯爵の屋敷で、自動車会社設立に関する契約が交わされます。

名称は「Fabbrica Italiana Automobili Torino=トリノ・イタリア自動車製作所」の頭文字と取って、FIAT(フィアット)です。

第1号車の登場

フィアット社の誕生とともに、早速初のモデル「フィアット3 1/2HP」が世に送り出されます。4HPとも呼ばれるこのモデルは、エンジンが横倒しにされてリアに置かれた、当時の典型的なスタイルとメカニズムでした。

アニエッリが正式に代表取締役の座に就く

フィアットの発起人は9人、いずれも地元の上流階級でした。しかし、養蚕業を営んでいた重役の1人ジョバンニ・アニエッリが新たな工場を立ち上げると、投資家から洞察力と決断力を高く評価され、1902年に代表取締役に就任します。

アニエッリは既存モデルの生産をすべて終了させ、フル・ラインナップを確立させます。

初めてのディーゼル・エンジン車

第二次世界大戦を経て、フィアットは1953年に初めてのディーゼル・エンジンを搭載した乗用車、フィアット1400ディーゼルを発表します。1900と同じ1901ccの排気量から40HPを発生する4気筒OHVエンジンは、商用モデルの615のそれを流用したものでした。

フィアットとフェラーリの合作

1966年、フィアットとフェラーリの合作とも言える高性能スポーツカー「フィアット・ディーノ」がデビューします。その後、1969年にフィアット・ディーノはマイナーチェンジをして、1972年に生産中止を迎えました。

1990年代の新型モデル

1990年に入ると、ティーポをベースにした4ドアのセダン「フィアット・テムプラ」がデビューします。

トランクが追加されたことで全長が4354mmとなったそのボディは、フロントマスクなどもティーポとは異なるものでした。翌年にはFFレイアウトの「フィアット・500」が登場し、1993年には「フィアット・プント」がデビューします。

  1. 宮本芳樹 「FIAT&ABARTH fan book vol.3」(株)交通タイムス社 平成31年4月22日発行
  2. ネコ・パブリッシング フィアット ( ワールド・カー・ガイド 15 ) 株式会社ネコ・パブリッシング 1994.8発行
会社名
株式会社 松原オート
ジョイカル京都西店
代表取締役 松原直輝
住所 〒615-0052 京都府京都市右京区西院清水町11−1
TEL 075-311-5904
FAX 075-311-5901
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所属

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三井住友海上アスクネット会員(Ask net)

日創研京都経営研究会 理事

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