イタリア車フィアット・パンダ

イタリアの自動車メーカーフィアットが販売するパンダは、実用的でキュートなワゴンとして根強い人気があります。特に2代目パンダは「デビュー当初こそピンとこなかったが、一周まわってかっこよく見えてきた」というイタリア車ファンも少なくありません。

マニュアルベースの5速ATトランスミッションであるデュアロジックが、快適な走りを実現します。こちらでは、そんなイタリア車パンダの初代から3代目までご紹介します。

初代フィアット・パンダ

1980年に登場した初代フィアット・パンダは、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたコンパクトカーです。日本に上陸したのは1982年。フラットなボディと平面ガラスで構成されたスタイルが特徴で、優れた走破性は日本でも多くのファンを獲得しました。

ヨーロッパでは2気筒/652ccエンジン搭載車もラインアップされていましたが、日本市場には4気筒/902ccエンジン搭載車が上陸しました。トランスミッションは5速MTです。後期型はフロントグリルのデザインが変更になり、排気量が999ccへと拡大します。最終型のパンダ スーパーieは、燃料供給装置がキャプレターからインジェクションになりました。

2代目フィアット・パンダ

ライトイエローのフィアット「パンダ」

2代目フィアット・パンダは、2003年にヨーロッパでデビューしました。日本に上陸したのは2004年になってからです。2代目フィアット・パンダは、初代のデザインを少しも継承していません。

もともとはSUV的なコンセプトで製作された「ジンゴ」という車の名前を、諸般の事情で「パンダ」に変更して発売したコンパクトカーだった、という理由があります。

背が高い5ドアハッチバック車で、車内はコンパクトカーとは思えないほどゆとりがあります。インテリアにおけるセンスの良い色使いや細部のデザインも魅力の一つです。

初代は5速MTを搭載していましたが、2代目からは5速ATのデュアロジックを搭載しています。エンジンは直列4気筒エンジンで、排気量は1.2Lです。

デュアロジックとのマッチングが良く、シチュエーションを問わず軽快に走ることができます。ヨーロッパでの人気は高く2004年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。

3代目フィアット・パンダ

3代目フィアット・パンダは、2011年のフランクフルトモーターショーで発表されました。シンプルな設計と開放感のある車内が、2代目譲りの美点として活かされています。スクエアとサークルを組み合わせた「スクワークル」というデザインコンセプトが採用されており、外装・内装共に可愛らしさの溢れるテイストになっています。

エンジンは875cc/2気筒ターボエンジンのツインエンジンとなっており、快適な走りを実現します。実用性の高さとユニークさを両立させたモデルです。3代目パンダが日本に上陸したのは2013年になってからで、5ドア/5人乗りのコンパクトカーとして人気があります。

  1. 宮本芳樹 「FIAT&ABARTH fan book vol.3」(株)交通タイムス社 平成31年4月22日発行
  2. ネコ・パブリッシング フィアット ( ワールド・カー・ガイド 15 ) 株式会社ネコ・パブリッシング 1994.8発行
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ジョイカル京都西店
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